ゾンビーロー

ゾンビパニックファンタジーギャグ

17:たまに良い感じにまとまってる寝癖ってない?

登場人物

 


矢葉井高校3年

 


男性陣

 


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

 


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

 


三間煌葉(17)

 


女性陣

 


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

 

ー前回のあらすじー

トイレにテレビ付いてた。

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どんな世界になろうが朝は変わらずに来る。

僕はピンポン玉を握りしめて眠ったせいか異世界転生した先でピンポン玉になってた。悪くない。

 


瑠夏「おはよー」

小春「おはよ!」

天智「うぃーっす」

梨華「朝ご飯はBBQだよ!」

瑠夏「朝からヘビーすぎない?」

鷹次「焼けたぞ!さぁくえくえ!」

煌葉「いっただーきまーす!」

愛美「なぁ、思ったんだけど苗字じゃなくて下の名前で呼び合わないか?」

天智「急だなぁ」

愛美「なんか距離感あるとゆうか、これからは協力しながらやってかなきゃいけないからさ」

天智「まぁー言いたい事はわかる。」

瑠夏「じゃあ僕の名前はジャック・スパロウで」

天智「てめーの名前は生涯下僕野郎だよ」

瑠夏「本当に幼馴染?」

鷹次「このタレにプロテインまぶすとマブイんだぞ!」

真琴「プロテインに無限の可能性感じるよ、」

 


朝からBBQを食べさせられた。今一歩でも動いたら吐く。

 


煌葉「バスの準備できたよ!」

鷹次「荷物も詰めたぞ!」

梨華「あーりがとぉー!!!」

天智「この3人は本当テンションたけーよなぁ」

愛美「行こうか!夢利病院!」

瑠夏「ねぇ、本当にピンポン玉なの俺?」

真琴「うん、ごめん」

 


食料だとかは鷹次君達が積んでくれた。

後は各々の手荷物を持ってバスに乗車して行った。

夢利病院はここから5時間程掛かる、多分3回は朝のBBQを吐き戻すだろう。袋たくさん持ってこー。

 


煌葉「出発するよー!」

梨華「マジカルバナナやる?」

天智「早くない?もう少し談笑してちょっと暇になってきたらやるもんじゃない?」

紳「愛美さんって剣道やってたの?」

愛美「『さん』なんてつけなくていいぞ紳。家が道場やっててね」

 


バスが夢利病院へ走り出した。

みんな色々な話をしたりおやつ食べたり楽しそうにしてる。僕が言うのもあれだけど外は地獄みたいになってるのに皆んな能天気と言うか多分神経は電柱ぐらい図太いだろうなこの人たち。

 


小春「瑠夏!噛まれたところはどう?」

瑠夏「ん?そういえば僕噛まれてたんだったね、忘れるぐらいなんともないわ!」

小春「そう?それなら良いんだけど、」

瑠夏「心配してくれてありがとうね小春!でもね、今僕の体には間違いなくウィルスがいる。体力、筋力が上がってる、人が無意識で制御してるリミッターみたいなのが緩んできてるのかな?」

小春「、、、いつかゾンビみたいになるのかな?」

瑠夏「どうかな?今の所大丈夫そうだけど」

小春「もしそうなったらさ、その時は」

天智「目が覚めるまで殴ってやる」

小春「天智!」

瑠夏「もっと優しく目覚めれない?キスとか」

天智「目が覚める事ないまで殴るか」

瑠夏「すみません」

天智「誰もゾンビなんかならねー、瑠夏、お前は人間で俺たちは幼馴染でここにいる奴ら俺たち含め皆んな友達で仲間。この先も変わらない。死ぬまでふざけ笑ってやる」

 


天智とゆう男は仲間想いだ。弱い者の味方であり困ってたら助けに行く漫画なら主人公ポジなやつだ。中学の頃はヤンチャしてたけど中身はずっと変わらない。

僕の自慢の友達。まぁ僕のが顔は良いけどな。

 


瑠夏「ゴッ!!なんで今叩いた!!」

天智「いや、なんかムカついて」

 


かれこれ2時間ぐらいはバスに揺られてたかな?

 


煌葉「スタンドがある!燃料入れてくね!」

瑠夏「ザ・ワールド!!!」

真琴「それ違うスタンド」

 


ガソリンスタンドに入り燃料を入れる。

その間はバスを囲うようにして周りを警戒する。

 


煌葉「もう少しで終わるからねー!」

啓耶「こっちはなんともないなぁ〜」

鷹次「んー、良い天気だー」

真琴「もう少しで昼か、どこか安全そうなとこで昼飯でも食べるか」

鷹次「BBQでもやるか?」

瑠夏「朝昼BBQ?脳みそだけゾンビってるの?」

 


ガツッ!裏の方から物音が聞こえた。

 


天智「紳!大丈夫か!」

紳「ん、、一体だけだから大丈夫」

 


紳君がメリケンサックでゾンビを殴り飛ばした音だ。

しかし飛んだなぁあの腐ったおっさん?なのか?

飛んだ先にもう一体いる。

 


?「ヴァ、、(うわぁ、痛そー、行くのやめとこ)」

瑠夏「ん?誰か今喋った?」

紳「いや、何も言ってない」

煌葉「終わったよ!出発しよ!」

天智「おっけー、皆んな乗るぞ〜」

?「あぁー(向こう行ってみるかな、全財産パチンコですってタイムマシンを探してるおじさんの肉の気配がする)」

瑠夏「そんなピンポイントで分かるのかよ」

啓耶「瑠夏誰も話してるの?」

瑠夏「誰って、誰が言ったのタイムおじさんの話?」

天智「何言ってるんだ?」

鷹次「腹減ったから早くいこーぜ!!」

瑠夏「んー??」

真琴「ところで天智」

天智「ん?」

真琴「今日の寝癖カッコいいね」

天智「いま?」

 

 

 

➖To be continued.➖