ゾンビーロー

ゾンビパニックファンタジーギャグ

19:休みの日は極力重量に逆らわないように過ごそう

登場人物

 


矢葉井高校3年

 


男性陣

 


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

 


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

 


三間煌葉(17)

 


女性陣

 


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 


ーーーーーーーーあらすじーーーーーーーー

どうせなら満腹で幸せな状態で寝たいとの事で寝る前に飲食して寝るとなんとそうです太ります。

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荒島紳Memories

これは俺が中学1年の時の話だ。

この時背が180cmあり自分で言うのもあれだが体格は良くガッチリしていたと思う。

因みに186cmで今は止まっている。

 


ただ内面は内気で今で言う陰キャってやつなのかな?

話すのが下手で愛想が無いように見え人見知りで尚更。

毎日どうやれば変われるのかなんて考えていた。

 


紳(今日も上手に話されなかった。まず目を見てあいさつから)

 


俺は『誰でもなれる!聞き上手話し上手!友達ができ過ぎるコツ100選!』とゆう本を読みながら学校から帰っていた。

 


紳(今日母さん遅いって言ってたな、貰った小遣いで材料でも買ってカレーかシチューでも作ろう。)

 


うちは母子家庭だから親が遅い時はこうやって簡単に作れる物をよく作っていた。

 


紳(食材は買ったし帰ろっと。あー、シャー芯無くなったんだった、もう1箇所寄り道して帰ろう)

 


文具屋に寄り家に向かい歩いている途中

 


ヤンキー1「うぉいうぉいうぉーーい!!ってめ金はどーしたんるぁぁぁぁぁ!?」

普通君「む、無理だよ!5,000万持ってこいなんて!」

ヤンキー2「持って来れなかったら罰が発生するっていったよな?お前、あそこのバイク屋から原付取ってこい」

普通君「出来ないよごめんなさい」

ヤンキー1「出来ないじゃなくてやるんだよぉぉぉぉぉぉ!行かないなら痛めつけるぞぼるぁぁぁん!?!?」

普通君「んぐっ!!」

 


絡まれてる子がヤンキー達からボコボコにされてる、助けた方がいいんだろうけど俺はそんな事出来ない。

 


紳(ごめん、俺じゃ助けれない、、)

ヤンキー1「ふぅーーーはぁぁぁぁーーー!!」

普通君「痛い!ごめんなさい!もうやめて!」

ヤンキー2「なら早く行ってこいやこら!」

 


紳「おい!」

ヤンキー2「あぁ?」

ヤンキー1「なんじょわぁぁぁぁ!!」

 


あぁやってしまった。

勝てないのに正義のヒーローぶってこんな事して、震えが止まらない。

 


ヤンキー2「仲間に入りたかったのか?入れてやるよおら!」

紳「がっ!」

 


腹に痛みが走る

こんなつもりじゃなかったのになぁ

折角なら最後までカッコつけてみようかな?

 


紳「ぐぅ、、君!今のうちに逃げて!」

普通君「!?」

ヤンキー1「ぬぁーーにいってるかぁぁぁぁ!!」

 


普通君は走って行った、後ろを振り向く事なく

 


ヤンキー2「かっこいいねぇ君、じゃ君が代わりを務めてくれるってことで」

ヤンキー1「んみぃーーーー!!!」

 


ヤンキー達からの凄惨な打撃の雨あられ

強かったらなぁ、こんなバカ達速攻ねじ伏せれるだけ強かったらなぁ。

 


どれだけやられただろう。身体中が痛い。

 


ヤンキー2「はぁ、はぁ、これで壊してやるよ」

 


何処にあったのか鉄の棒を持っていた。

もうガードしようにも力が入らない。

誰か助けて、、

 


?「なにやっとるかぁーー!!」

ヤンキー1「んぶぁーーーーなぁーーー!!」

 


ヤンキー1がぶっ飛んでいった

何があったんだ?

 


ヤンキー2「なんなんだ今日は次から次へと」

?「イジメは良くないぞテトラポットみたいな顔して」

 


短ランに金髪ワンブロックでタバコをくわえたヤンキーが増えた。

 


?「俺は椎名天智だ!お前らみたいなクズが大っ嫌いなクールヤンキーだよろしく」

紳(クールヤンキー?)

ヤンキー2「上等、やってやるよボケが」

 


そして椎名天智というヤンキーとテトラポットニキヤンキーが戦闘開始した。

決着はすぐ着いた。

 


天智「なんだこいつ、弱過ぎる」

ヤンキー2「きゅー、、、」

天智「おいお前」

紳「!?」

天智「なんでやり返さないんだ?」

紳「やり返したって返り討ちに合うだけだし、」

天智「お前そんないい図体しといて内面は陰気臭いんだなぁ」

紳「、、、」

普通君「あ、あのー、」

紳「あれ?逃げたんじゃなかったの?」

普通君「誰か呼んでこようと思って」

紳「そうだったんだ」

普通君「この辺人が全然いなくて、網タイツを肩まで履いてたおじそんしかいなくて」

天智「何そのおもしろおじさん」

普通君「ありがとう。庇ってくれて。」

紳「何も出来なかったけどね」

普通君「必ず恩は返しますから」

紳「そんなのいいよ」

普通君「いえ、必ず返します、ありがとうございました」

 


そういうと普通君は歩いて行った

 


天智「へー、庇ったんだ度胸あるじゃん」

紳「え、まだいたの」

天智「いるわバカ」

紳「君は喧嘩強いんだね」

天智「おー、幼馴染にすぐ絡まれるやついるからその度によくとびかかっていってたからなぁ」

紳「お礼言ってなかったね、ありがとう」

天智「おう!」

瑠夏「おーーい、そこの昭和ヤンキー」

小春「天智ー!なにやってるのー!」

天智「あ、あいつらのこと忘れてた!んじゃな!」

紳「うん、じゃあね」

 


ベタな展開に対して気の利いた事を言われた訳でもなんでもないけど、

その強く真っ直ぐなそのヤンキーがカッコよくてそうなりたいなんて思った。

周りからしたらどこに惹かれるのか分からないかもしれないど自分の目にはヒーローに見えた。

 


それから筋トレしたり空手を始めてみたり売られた喧嘩は買ってみたりした。

まぁ一匹狼になってしまったけど後悔はない、俺の憧れたヒーローとは少し離れているけどまぁ悪くはないだろう。

 

 

 

➖To be continued.➖