ゾンビーロー

ゾンビパニックファンタジーギャグ

20:素の自分がわからなくなる時があるけどどの自分も本物

登場人物

 


矢葉井高校3年

 


男性陣

 


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

 


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

 


三間煌葉(17)

 


女性陣

 


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 


ーーーーーーーーあらすじーーーーーーーー

1箇所痒くなったからかいたら次々と痒くなる事あるけど体になんの連鎖が起きてるんだろうね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 


皆様おはようございます。

平良瑠夏でございます。

我々はこれから夢利病院へ出撃いたします。

目的は情報収集がメインです。

正直に言いましょう。行きたくないです。

なーんでホラーの定番は病院なんですかね?

いや他のスポットだってありますよ?やれ押入れの中だったり井戸の中だったり夢の中だったりね?

でもホラーって何故か病院がでることおおくないですか?

病院ってそうゆうとこじゃないし!怪我してる方、病気を患ってる方色々な人達を助けるとこだし!怖いとかじゃないし!

 


真琴「瑠夏の奴きっと今心の中のもう1人の自分と色々葛藤してるんだろうな、、」

天智「大丈夫大丈夫、バカだから」

小春「瑠夏ー!病院調査終わったらハーゲンダッツ2つあげるー!」

瑠夏「皆んな何してるの?時間は待ってくれないよ、さぁ行くぞ」

天智「な、バカだろ」

真琴「、、、」

 


きっとこの調査が終わった後のハーゲンダッツは格別に違いない。

恐怖心が立ち塞がるならその恐怖心と肩組んでリンボーダンスをしてやろう。

 


真琴「よし、皆んな最後の確認だ」

天智「おう、情報収集だが『夢利病院に何があるのか』、『他の生存者達はどこかにいるのか』、『元凶は何か』、『俺たちの次の目的』まぁこんな感じかな」

真琴「本当に病院に貴重な情報があるかはわからないけど行くだけ行ってみよう」

愛美「全員無事に生きて戻る、無理をしないで慎重にいこう」

真琴「うん、連絡はこまめに取り合う事にしよう」

天智「わかったか、チームバカ」

瑠夏「わかってるよ、『おさない』『はしらない』『しゃべらない』だろ?」

天智「避難訓練じゃねーよ、邪魔なゾンビいたら押し倒せよ、襲われたら走って逃げろよ、話し合って進んでいけよ」

梨華「任せてくんろーよ!」

煌葉「ゲットしてきてやんよ!」

啓耶「何を?ゾンビを?やめてよ?」

鷹次「だっはっはっは!!」

紳「ははっ」

 


支度を済ませ病院の前まで行く

駐車場のとこにゾンビが沢山いるなぁ

 


真琴「正面からは厳しいか」

小春「きっとお医者さんとかが出入りする様の入り口があるよね?」

紳「あっち側ならゾンビ少ない」

天智「行ってみるか」

 


正面入り口は避けて裏に回った

 


天智「このドアだな、鍵は空いてるな」

真琴「よし、中に入ろう」

 


病院の中に入ると随分と荒れていた

 


啓耶「なんだこれ、何かが暴れたような感じだ」

愛美「ここにはゾンビはいないのか」

真琴「よし、3組に分かれよう」

 


昨日決めたチームに分かれた

この病院3棟あり中は繋がってるところがあるからそこから行き来ができるらしい

 


天智「よし、何かあったらすぐ連絡」

梨華「りょーかい!」

真琴「生きる事が最優先だからね!」

愛美「それじゃあまた後で」

瑠夏「へい!」

 


各チームが調査する棟へ向かった

 


赤コーナー

瑠夏梨華煌葉

 


僕達は3棟目の調査だ

窓から太陽の光が差しているからまだいいがやっぱりちょっと薄暗いな

 


瑠夏「どこかに懐中電灯とかないかな?」

煌葉「ワイがもってきてるで!」

瑠夏「おぉ!流石ですやんダンナァ!」

梨華「梨華はさっき見つけたここの配置図写真撮ったよ!」

瑠夏「なるほどね、今ここだから怪しそうなところから見て行こう!」

煌葉「そうだね、一部屋ずつ見てたらホラーナイトタイムだもんね!」

瑠夏「怖い事言わないで」

 


ここの棟は4階まであるみたいだ

これは大変そうだなぁ

 


梨華「この院長室とかどう?」

 


3棟目は主に院長様やお医者様方やらがいる場所らしい

会議室もある、一度こうゆう会議室ってとこですげー真剣な顔で「UNO、、、」とか言ってみたい。スーツ着て。

 


瑠夏「4階って1番上かめんどくさい」

梨華「エレベータは使えないかな?」

瑠夏「どうだろ、行ってみよ!」

煌葉「うーぃー!!」

 


エレベータに着きボタンを押してみる

 


梨華「あっちゃー、これ壊れてますぜ?」

煌葉「こりゃ階段しかありませんなぁ?頭ぁ〜?」

瑠夏「おうおうおう、上等やないかい!いってやらぁ!」

 


エレベータのすぐ近くに階段がある、そこから4階を目指し登っていくと

 


瑠夏「ん?2人ともちょい待ち」

梨華「どしたの?」

瑠夏「話し声が聞こえる」

 


4階に着いてすぐの曲がり角から何か聞こえる

 


梨華「煌葉君、何か聞こえる?」

煌葉「んーん、あ、でもゾンビのうめき声はきこえてくるね!」

瑠夏「誰かが会話してる、もう少し近づいてみよう」

 


少し進み角から顔を覗かしてみると

ゾンビが2体いた

 


ゾンビA「あぁ、、『なんか最近貧血気味なのかふらつくんだよねぇ』」

ゾンビB「んがぁ、、『わかります!僕もそうなんですよ!』」

ゾンビA「ばぅ、、『なんかお前顔色悪くない?』」

ゾンビB「だっ、、『先輩もかなりヤバいですよ?ゾンビみたいですね!』」

ゾンビA「きゃう、、『マジか、そんなひどい?』」

ゾンビB「んび、、『一緒には歩きたくないぐらいには!』」

ゾンビA「じゅー、、『ストレートに突っ込んでくる若い奴だなぁ』」

ゾンビA B「んっぱっぱ、、『なっはっはっはっはー!!』」

 


瑠夏「、、、もしかしてだけどね?」

梨華「?」

煌葉「なになにー?」

瑠夏「僕あいつらの言葉がわかるかもしれない、、」

煌葉「なんと!」

梨華「本当!凄くないそれ!」

瑠夏「会話できるかもしれない、ちょっと行ってくる!」

梨華「気をつけてね!何かあったら10分後に助けに行くからね!」

瑠夏「その10分はなに?」

 


恐る恐るその2体に近づいていき声をかけてみた

 


瑠夏「こ、こんびふっ」

 


噛んでしまった、そういえば僕人見知りだった。人なのかこれ?

 


ゾンビA「だーう『あ、患者さん?こっちはダメだよきちゃったら』」

ゾンビB「あっぱっ『何処行くんですか?』」

瑠夏「あ、あ、あの、僕院長の孫で、お弁当を、、、」

ゾンビA「ぎゃふっ『あーそうだったの!院長室ならここ真っ直ぐ行ってあそこ曲がればあるよ!』」

瑠夏「あー、ありがとうございます、」

ゾンビB「だほっ『んー、なんか人の気配しないです?なんでか無性にお腹空いてきましたねぇ』」

ゾンビA「ほぁっ『そうだな、あっちに行ってみるか?』」

 


瑠夏(あっちは煌葉君たちが!あかん!)

 


瑠夏「あの!さっきあっちの方に人影みたいなのが見えましたよ!」

ゾンビA「るぁー『向こうか、この前院内徘徊してた所天さんか?』」

ゾンビB「きゃん『あり得ますね、連れ戻してきますか』」

ゾンビA「あーふ『ありがとうね、それじゃ』」

 


そう言ってゾンビ達はノロノロ歩いて行った

 


梨華「凄いじゃん瑠夏君!」

煌葉「襲われないかハラドキしたよ!」

瑠夏「ぼ、僕もすげー怖かったよぉ〜」

 


少しチビってしまったがまぁ問題ない、あとでパンツを脱ごう。

 


ゾンビとの対話に成功した。

僕のこと襲う気配もなかったな、自分らと同じだと思われたから?

これは僕にとっても皆んなにとっても使える能力だ。

けどもしかしてこれは僕のゾンビ化が進んでいるってことでもあるんじゃないのかな?

 


僕達は院長室へ歩き出した。

 

 

 

➖To be continued.➖
 

 

19:休みの日は極力重量に逆らわないように過ごそう

登場人物

 


矢葉井高校3年

 


男性陣

 


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

 


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

 


三間煌葉(17)

 


女性陣

 


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 


ーーーーーーーーあらすじーーーーーーーー

どうせなら満腹で幸せな状態で寝たいとの事で寝る前に飲食して寝るとなんとそうです太ります。

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荒島紳Memories

これは俺が中学1年の時の話だ。

この時背が180cmあり自分で言うのもあれだが体格は良くガッチリしていたと思う。

因みに186cmで今は止まっている。

 


ただ内面は内気で今で言う陰キャってやつなのかな?

話すのが下手で愛想が無いように見え人見知りで尚更。

毎日どうやれば変われるのかなんて考えていた。

 


紳(今日も上手に話されなかった。まず目を見てあいさつから)

 


俺は『誰でもなれる!聞き上手話し上手!友達ができ過ぎるコツ100選!』とゆう本を読みながら学校から帰っていた。

 


紳(今日母さん遅いって言ってたな、貰った小遣いで材料でも買ってカレーかシチューでも作ろう。)

 


うちは母子家庭だから親が遅い時はこうやって簡単に作れる物をよく作っていた。

 


紳(食材は買ったし帰ろっと。あー、シャー芯無くなったんだった、もう1箇所寄り道して帰ろう)

 


文具屋に寄り家に向かい歩いている途中

 


ヤンキー1「うぉいうぉいうぉーーい!!ってめ金はどーしたんるぁぁぁぁぁ!?」

普通君「む、無理だよ!5,000万持ってこいなんて!」

ヤンキー2「持って来れなかったら罰が発生するっていったよな?お前、あそこのバイク屋から原付取ってこい」

普通君「出来ないよごめんなさい」

ヤンキー1「出来ないじゃなくてやるんだよぉぉぉぉぉぉ!行かないなら痛めつけるぞぼるぁぁぁん!?!?」

普通君「んぐっ!!」

 


絡まれてる子がヤンキー達からボコボコにされてる、助けた方がいいんだろうけど俺はそんな事出来ない。

 


紳(ごめん、俺じゃ助けれない、、)

ヤンキー1「ふぅーーーはぁぁぁぁーーー!!」

普通君「痛い!ごめんなさい!もうやめて!」

ヤンキー2「なら早く行ってこいやこら!」

 


紳「おい!」

ヤンキー2「あぁ?」

ヤンキー1「なんじょわぁぁぁぁ!!」

 


あぁやってしまった。

勝てないのに正義のヒーローぶってこんな事して、震えが止まらない。

 


ヤンキー2「仲間に入りたかったのか?入れてやるよおら!」

紳「がっ!」

 


腹に痛みが走る

こんなつもりじゃなかったのになぁ

折角なら最後までカッコつけてみようかな?

 


紳「ぐぅ、、君!今のうちに逃げて!」

普通君「!?」

ヤンキー1「ぬぁーーにいってるかぁぁぁぁ!!」

 


普通君は走って行った、後ろを振り向く事なく

 


ヤンキー2「かっこいいねぇ君、じゃ君が代わりを務めてくれるってことで」

ヤンキー1「んみぃーーーー!!!」

 


ヤンキー達からの凄惨な打撃の雨あられ

強かったらなぁ、こんなバカ達速攻ねじ伏せれるだけ強かったらなぁ。

 


どれだけやられただろう。身体中が痛い。

 


ヤンキー2「はぁ、はぁ、これで壊してやるよ」

 


何処にあったのか鉄の棒を持っていた。

もうガードしようにも力が入らない。

誰か助けて、、

 


?「なにやっとるかぁーー!!」

ヤンキー1「んぶぁーーーーなぁーーー!!」

 


ヤンキー1がぶっ飛んでいった

何があったんだ?

 


ヤンキー2「なんなんだ今日は次から次へと」

?「イジメは良くないぞテトラポットみたいな顔して」

 


短ランに金髪ワンブロックでタバコをくわえたヤンキーが増えた。

 


?「俺は椎名天智だ!お前らみたいなクズが大っ嫌いなクールヤンキーだよろしく」

紳(クールヤンキー?)

ヤンキー2「上等、やってやるよボケが」

 


そして椎名天智というヤンキーとテトラポットニキヤンキーが戦闘開始した。

決着はすぐ着いた。

 


天智「なんだこいつ、弱過ぎる」

ヤンキー2「きゅー、、、」

天智「おいお前」

紳「!?」

天智「なんでやり返さないんだ?」

紳「やり返したって返り討ちに合うだけだし、」

天智「お前そんないい図体しといて内面は陰気臭いんだなぁ」

紳「、、、」

普通君「あ、あのー、」

紳「あれ?逃げたんじゃなかったの?」

普通君「誰か呼んでこようと思って」

紳「そうだったんだ」

普通君「この辺人が全然いなくて、網タイツを肩まで履いてたおじそんしかいなくて」

天智「何そのおもしろおじさん」

普通君「ありがとう。庇ってくれて。」

紳「何も出来なかったけどね」

普通君「必ず恩は返しますから」

紳「そんなのいいよ」

普通君「いえ、必ず返します、ありがとうございました」

 


そういうと普通君は歩いて行った

 


天智「へー、庇ったんだ度胸あるじゃん」

紳「え、まだいたの」

天智「いるわバカ」

紳「君は喧嘩強いんだね」

天智「おー、幼馴染にすぐ絡まれるやついるからその度によくとびかかっていってたからなぁ」

紳「お礼言ってなかったね、ありがとう」

天智「おう!」

瑠夏「おーーい、そこの昭和ヤンキー」

小春「天智ー!なにやってるのー!」

天智「あ、あいつらのこと忘れてた!んじゃな!」

紳「うん、じゃあね」

 


ベタな展開に対して気の利いた事を言われた訳でもなんでもないけど、

その強く真っ直ぐなそのヤンキーがカッコよくてそうなりたいなんて思った。

周りからしたらどこに惹かれるのか分からないかもしれないど自分の目にはヒーローに見えた。

 


それから筋トレしたり空手を始めてみたり売られた喧嘩は買ってみたりした。

まぁ一匹狼になってしまったけど後悔はない、俺の憧れたヒーローとは少し離れているけどまぁ悪くはないだろう。

 

 

 

➖To be continued.➖
 

 

18:喧嘩するほど仲がいい、喧嘩中は滅茶苦茶悪いけどね

登場人物

 


矢葉井高校3年

 


男性陣

 


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

 


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

 


三間煌葉(17)

 


女性陣

 


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

 

ー前回のあらすじー

BBQは1日1回ダラダラやるのが丁度いい。

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通り道にあったマクドナルドに入り昼ごはんにする事にした。中にはゾンビが4体いたが天智、紳、愛美さん、鷹次により駆除された。

 


梨華「はいはーい!なんでも言って!なんと梨華ちゃんマクドナルドでアルバイトしてたのでーす!」

天智「へぇ〜そうだったんだ、俺も手伝うよ1人じゃ大変だろ?」

梨華「助かるよ!ありがとう!」

小春「季節限定とかって気になって買っちゃうよねぇ〜!」

愛美「限定って言葉がズルいんだよなぁ!」

梨華「さぁーさぁーらっしゃいらっしゃい!なんでも注文してぐだぜー!」

天智「マクドナルドってこんなんだっけ?」

鷹次「ダブル絶品ビーフバーガー!」

天智「それロッテリアだろバカ」

煌葉「ビックチキンフィレデラックス!」

天智「それバーガーキングだろバカ」

真琴「ロースカツバーガー!」

天智「それモスバーガーだろバカ」

啓耶「カリーバーグディッシュ300g!」

天智「それびっくりドンキーだろバカ」

愛美「明太釜玉うどん!」

天智「それ丸亀製麺だしもう麺になっちゃってるじゃねーかバカ」

小春「ねぎ玉牛丼メガ!」

天智「それすき家だしガッツリいこうとしてんなよバカ」

瑠夏「ビックマックの肉はミディアムで!」

天智「めんどくせー注文もめんどくせーボケもすんなバカ」

梨華「キングスペシャルロイヤルイチゴモリモリメロンバナナパフェで!」

天智「それ、な、え?なにそれ?わかんねーボケだしあんた作る側だバカ」

紳「テリヤキチキンフィレオがいい」

天智「それマクドナルド、あぁ良いのか合ってるのか、ごめんごめん、いやボケろよ」

紳「えぇ、、」

 


一通りしょうもないボケをしたところでそれぞれ食べたいのを頼んで作ってもらった。

正直もう2度と食べれないと思ってたからテンションイキッてる。

 


瑠夏「ふぅー、腹一杯でだってばよ」

真琴「ナルト?2人ともごちそうさま!」

梨華「はいよー!」

天智「もう少ししたら出発するか?」

煌葉「がってんでい!」

 


ダラダラと話をしてからバスに乗り込んだ。

目的地まで約2時間ちょっとってところだろう。

 


ご飯を食べたから眠くなってきたな。

瞼が重力に逆らうのをやめ完全に目が閉ざされた。

 


天智「瑠夏!着いたぞ!」

瑠夏「んへぇ?」

愛美「煌葉お疲れ様」

煌葉「んー流石におつかれっすなー!」

 


僕が寝てる間に着いたみたいだ。

有名なだけあって結構大きい病院だなぁ、

しっかし昔から苦手なんだよな病院って〜

心霊って言ったら病院系が多いしあぁ失禁しそう。

 


梨華「デカいっすなぁー!」

天智「今日は近くの安全そうなところに泊まって明日朝から行こう」

愛美「うん、その方がいいな。広いし何手かに分かれよう」

天智「色々と相談が必要だな」

 


その病院の近くにあった家二軒を使わせてもらう事にした。

幸い中には誰も居なかった。

男女に分かれ準備を終えた女子達が来た。

 


真琴「あの病院かなり大きいね」

鷹次「手掛かり探すのも骨が折れそうだな」

愛美「また3チームにわかれるか?」

真琴「その方が良さそうだよね」

煌葉「はい!みんな!これ引いて!」

 


煌葉君の手には10本の割り箸が握られていた。

皆んなそれぞれ一本ずつ引いていく。

 


天智「ん?先に色が付いてるのか、俺は青だ」

瑠夏「僕は赤だよー」

梨華「私も赤だ!!」

煌葉「色が同じ人達がチームだってばよ!」

真琴「あれ、ナルトがいるぞ」

 


赤コーナー

瑠夏、梨華、煌葉

 


青コーナー

天智、小春、鷹次、啓耶

 


緑コーナー

愛美、紳、真琴

 


こんな感じで分かれた。

 


天智「、、、赤が心配だ」

愛美「うん、全くだ」

瑠夏「なんで?」

真琴「分かってないよこの子」

梨華「何言ってるんだい!!」

煌葉「泣く子もリャンメン!」

瑠夏「世間はカンチャン!!」

梨華「好きなあの子にリンシャンカイホウ!!!」

瑠夏梨華煌葉

『我らチームバカ!!!!』

天智「あぁ分かってるんだ」

 


組分けが決まりその後は疲れもありすぐに就寝した。

 


瑠夏「ん〜、不意に出るポイズン。」

天智「どうゆう夢なんだろうな、不意に出るポイズンって」

紳「さっぱりわからない」

 


天智side

瑠夏がソファーでアホなこと言って寝ている。

俺と紳以外も皆んな寝ているだろう。

 


天智「紳はまだ寝ないのか?」

紳「もう少ししたら寝ようかな」

天智「そか、ちょっと外でタバコ吸ってくる」

紳「俺も行くよ」

天智「こらこら、未成年の喫煙はいけませんよ?」

紳「同い年だぞ天智」

天智「ほらいこ外」

 


ベランダから外に出るとウッドデッキいける。

皆んなに気を使って吸えなかったから今は思う存分吸い込んだるぞ。

 


天智「ん〜、やめらんない!」

紳「天智って磨留中学だよね?」

天智「おー、なんで知ってるんだ?」

紳「俺は場付中学なんだ」

天智「おぉ近くの中学じゃん!」

紳「昔俺と天智会ったことあるんだけど覚えてるか?」

天智「んぇ〜?マジで?」

紳「ん、中学1年夏に会ったよ」

 


中学の頃は何かと反抗ばかりだったからなぁ、思い出したくないことだらけだけど

紳の思い出話には興味がある。

 


2人で煙をあげながら昔話を始めた。

 


➖To be continued.➖
 

 

17:たまに良い感じにまとまってる寝癖ってない?

登場人物

 


矢葉井高校3年

 


男性陣

 


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

 


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

 


三間煌葉(17)

 


女性陣

 


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

 

ー前回のあらすじー

トイレにテレビ付いてた。

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

どんな世界になろうが朝は変わらずに来る。

僕はピンポン玉を握りしめて眠ったせいか異世界転生した先でピンポン玉になってた。悪くない。

 


瑠夏「おはよー」

小春「おはよ!」

天智「うぃーっす」

梨華「朝ご飯はBBQだよ!」

瑠夏「朝からヘビーすぎない?」

鷹次「焼けたぞ!さぁくえくえ!」

煌葉「いっただーきまーす!」

愛美「なぁ、思ったんだけど苗字じゃなくて下の名前で呼び合わないか?」

天智「急だなぁ」

愛美「なんか距離感あるとゆうか、これからは協力しながらやってかなきゃいけないからさ」

天智「まぁー言いたい事はわかる。」

瑠夏「じゃあ僕の名前はジャック・スパロウで」

天智「てめーの名前は生涯下僕野郎だよ」

瑠夏「本当に幼馴染?」

鷹次「このタレにプロテインまぶすとマブイんだぞ!」

真琴「プロテインに無限の可能性感じるよ、」

 


朝からBBQを食べさせられた。今一歩でも動いたら吐く。

 


煌葉「バスの準備できたよ!」

鷹次「荷物も詰めたぞ!」

梨華「あーりがとぉー!!!」

天智「この3人は本当テンションたけーよなぁ」

愛美「行こうか!夢利病院!」

瑠夏「ねぇ、本当にピンポン玉なの俺?」

真琴「うん、ごめん」

 


食料だとかは鷹次君達が積んでくれた。

後は各々の手荷物を持ってバスに乗車して行った。

夢利病院はここから5時間程掛かる、多分3回は朝のBBQを吐き戻すだろう。袋たくさん持ってこー。

 


煌葉「出発するよー!」

梨華「マジカルバナナやる?」

天智「早くない?もう少し談笑してちょっと暇になってきたらやるもんじゃない?」

紳「愛美さんって剣道やってたの?」

愛美「『さん』なんてつけなくていいぞ紳。家が道場やっててね」

 


バスが夢利病院へ走り出した。

みんな色々な話をしたりおやつ食べたり楽しそうにしてる。僕が言うのもあれだけど外は地獄みたいになってるのに皆んな能天気と言うか多分神経は電柱ぐらい図太いだろうなこの人たち。

 


小春「瑠夏!噛まれたところはどう?」

瑠夏「ん?そういえば僕噛まれてたんだったね、忘れるぐらいなんともないわ!」

小春「そう?それなら良いんだけど、」

瑠夏「心配してくれてありがとうね小春!でもね、今僕の体には間違いなくウィルスがいる。体力、筋力が上がってる、人が無意識で制御してるリミッターみたいなのが緩んできてるのかな?」

小春「、、、いつかゾンビみたいになるのかな?」

瑠夏「どうかな?今の所大丈夫そうだけど」

小春「もしそうなったらさ、その時は」

天智「目が覚めるまで殴ってやる」

小春「天智!」

瑠夏「もっと優しく目覚めれない?キスとか」

天智「目が覚める事ないまで殴るか」

瑠夏「すみません」

天智「誰もゾンビなんかならねー、瑠夏、お前は人間で俺たちは幼馴染でここにいる奴ら俺たち含め皆んな友達で仲間。この先も変わらない。死ぬまでふざけ笑ってやる」

 


天智とゆう男は仲間想いだ。弱い者の味方であり困ってたら助けに行く漫画なら主人公ポジなやつだ。中学の頃はヤンチャしてたけど中身はずっと変わらない。

僕の自慢の友達。まぁ僕のが顔は良いけどな。

 


瑠夏「ゴッ!!なんで今叩いた!!」

天智「いや、なんかムカついて」

 


かれこれ2時間ぐらいはバスに揺られてたかな?

 


煌葉「スタンドがある!燃料入れてくね!」

瑠夏「ザ・ワールド!!!」

真琴「それ違うスタンド」

 


ガソリンスタンドに入り燃料を入れる。

その間はバスを囲うようにして周りを警戒する。

 


煌葉「もう少しで終わるからねー!」

啓耶「こっちはなんともないなぁ〜」

鷹次「んー、良い天気だー」

真琴「もう少しで昼か、どこか安全そうなとこで昼飯でも食べるか」

鷹次「BBQでもやるか?」

瑠夏「朝昼BBQ?脳みそだけゾンビってるの?」

 


ガツッ!裏の方から物音が聞こえた。

 


天智「紳!大丈夫か!」

紳「ん、、一体だけだから大丈夫」

 


紳君がメリケンサックでゾンビを殴り飛ばした音だ。

しかし飛んだなぁあの腐ったおっさん?なのか?

飛んだ先にもう一体いる。

 


?「ヴァ、、(うわぁ、痛そー、行くのやめとこ)」

瑠夏「ん?誰か今喋った?」

紳「いや、何も言ってない」

煌葉「終わったよ!出発しよ!」

天智「おっけー、皆んな乗るぞ〜」

?「あぁー(向こう行ってみるかな、全財産パチンコですってタイムマシンを探してるおじさんの肉の気配がする)」

瑠夏「そんなピンポイントで分かるのかよ」

啓耶「瑠夏誰も話してるの?」

瑠夏「誰って、誰が言ったのタイムおじさんの話?」

天智「何言ってるんだ?」

鷹次「腹減ったから早くいこーぜ!!」

瑠夏「んー??」

真琴「ところで天智」

天智「ん?」

真琴「今日の寝癖カッコいいね」

天智「いま?」

 

 

 

➖To be continued.➖

 

16:死ぬまでふざけてやるわたわけ

登場人物

 


矢葉井高校3年

 


男性陣

 


平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

 


荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

 


三間煌葉(17)

 


女性陣

 


瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

ー前回のあらすじー

自分の無意識探そうと意識して過ごしてみて。

無意識ってなんだっけってなれるよ。

ーーーーーーーーー

 

 

啓耶「記憶が曖昧だけど思い出した事があるんだ」

 


皆んなでご飯を食べながらどうするか話していると啓耶君から話したい事があるらしい。

さては、おねしょしたな?

 


啓耶「俺が小さい頃、うちにインテリサンタクロースみたいな人がきてね?その人が外で親と何か話してるのが途切れ途切れで聞こえたんだよ」

 


全然おねしょじゃなかった。

インテリサンタクロースとは?

 


天智「なんていってたんだ?」

啓耶「聞こえたのが『夢利病院むりびょういん』 『ウイルス』 『実験』 『人手』 『高収入』確かこの言葉たちが聞こえたと思うんだよ」

愛美「夢利病院になにかあるのかな?」

 


あぁ、ゾンビホラーあるある病院だよ。

はいはい定番定番。怖すぎ。

 


瑠夏「よし、やめとこう。」

天智「やめねーよ」

鷹次「実験ってなんだ?」

啓耶「いやぁーそこまでは、ごめん」

天智「謝ることないぞ」

真琴「夢利病院か何か手掛かりがあるかもな」

瑠夏「ちょっと待って!」

小春「どうしたの?」

瑠夏「なんで手掛かり探すの?そうゆうのはさーこー自衛隊?とかなんか特殊部隊!みたいなのとかに任せてさー?」

紳「、、、もしお偉いさんが裏で動いてたら?」

瑠夏「だ、だとしても無理してそんなことしなくても、」

愛美「ここにいても食料はいずれつきるぞ」

瑠夏「そうだけどぉ」

煌葉「どうせなら!とびっきりの!旅がしてみたい!」

天智「海賊王になりそうな事言うじゃん」

梨華「いいねぇ!盛り上がるね!!」

瑠夏「上がんねぇ〜こえぇ〜」

天智「瑠夏、諦めろ、行くぞ」

 


明日夢利病院へ向かう事が決定してしまった。

安全安心無事故無災害で生きていてぇー

しばらく病みそう。

 


天智「ところでだ。」

梨華「どうしたのー?」

天智「食料と救急道具は確認したけど武器担当チームの獲得物資は?」

愛美「ふふん、聞いて驚かけ!」

煌葉「見て轟け!」

真琴「、、、」

天智「はよださんかい」

愛美「まずこの写真を見てみろ!」

 


そうしてスマホを皆んなで覗き込む

 


瑠夏「おぉーー!?」

啓耶「なんだこれ!」

鷹次「すげーなーおい!!」

 


そこに写っていたのはたくさんの武器

男はこうゆうのに弱い

 


天智「それで?これはどこに?」

愛美「ん?武器?もちろんあるぞ!」

瑠夏「早く早く!」

 


寺門さん達はそう言って大きいカバンを持ち出してきた。

 


煌葉「はいはーい!並んで並んで!」

 


啓耶=バット

紳=メリケンサック(自前)

煌葉=テニスラケット

鷹次=角材

真琴=サバイバルナイフ

天智=鉄パイプ

瑠夏=ピンポン玉&バタフライナイフ(貰い物)

小春=弓

梨華=素手

愛美=木刀

 


瑠夏「、、、え?」

愛美「ん?」

天智「なにこれ?」

愛美「武器だけど?」

鷹次「角材、、、かっけぇー、、、」

天智「真琴?」

真琴「ごめん、」

瑠夏「ピンポン玉でどう戦うんじゃー?おぉん?」

真琴「本当ごめん」

愛美「まぁ待て、考えてみろ!素人が銃なんか使えないだろ?」

 


確かに一理ある。だがしかし

 


瑠夏「ピンポン玉はねぇーーーだろぉーーー!?逆にどこにあったんだよこれーー!?」

紳「俺自前、、、」

煌葉「見て!これ良いテニスラケットだよ!分からないけど!」

鷹次「角材、、、かっけぇ、、、」

梨華「私は素手でも強いよ!」

小春「アーチェリーやってたからいけるかな?」

天智(、、、俺のはまだマシなのかもしれない。)

啓耶(こいつらのよりはいいか。)

瑠夏「うぉぉぉぉぉぉぉぉぴーーーんぽーーーん、、」

 


不安を胸に明日出発する。

向かう先は夢利病院。

とんでもなく行きたくない。怖いってのもあるけど何か別のこうー、なんてゆうのかな、あのー、、、気のせいかもしれない。

 


➖To be continued.➖

15:2人っきりになった途端気まずくなる時って相手も気まず苦思ってるのか気になってちょっとソワつく

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

食パンには何つけて食べる?

 

瑠夏「豪邸過ぎて逆に迷宮」

天智「何言ってんのお前?」

 

必要な物資調達完了後

真琴君の豪邸へ来た。

 

小春「はぁー、お風呂に入りたいよ、、」

愛美「全く同感だ。」

真琴「お風呂なら向こうにあるよ、案内するから3〜4人ぐらいなら一緒に入っても全然くつろげるよ!」

天智「どんだけだよマジで。」

瑠夏「僕の部屋より広いんじゃ、、、」

梨華「んじゃーまずは女子風呂といきましょう!」

小春「おっけー!」

愛美「せっかくだし3人で入ろう!」

梨華&小春「いいねぇ!!」

 

女子達がキャピキャピしながら真琴君に案内され風呂へ行った。

後で覗くとしますか。

 

愛美「獅子◯歌喰らいたかったら覗いてみてね♡」

天智(海賊狩り?いや違う、変態狩り?)

真琴「あ、男子組はちょっと待ってね?お風呂は一階と2階にもあるから!」

 

何故お風呂が2つもあるのかと思ったが聞かない事にした。きっと理解できないからね。

 

煌葉「汗で体ベタベタ〜!!」

鷹次「俺も、踊ったからワキが酸っぱいわい!」

天智「お前、踊れるの?」

鷹次「ん?知らなかったのか?」

天智「本当に?後で踊ってよ。」

鷹次「おっしゃ!なら一緒に風呂入ろうか!風呂場でやってやる!」

天智「え、なんで風呂で?」

煌葉「3〜4人なら余裕で入れるんだもんね?チーム分けしよ!」

啓耶「おー!!」

瑠夏「チームって言うから今から何か競うのかと思っちゃった」

天智「バカかくたばれ」

瑠夏「ひどい」

 

裸の付き合い分けは

第一裸組は瑠夏・煌葉・紳・真琴

第二裸組は天智・鷹次・啓耶

で決まった。

 

真琴「お待たせ、案内するよ!」

天智「あ、裸チーム分け決まったから」

真琴「ん?」

瑠夏「真琴君は僕たちとだよー」

 

風呂場

大きい浴槽にシャワー2つ。ちょっとしたホテルより凄いから想像に任せる事にします。

 

瑠夏「紳君の身体は筋肉凄いねぇ」

紳「そうか?筋肉なら山家の方があるけどなぁ」

瑠夏「あれは血管とかも筋肉だから一緒にしちゃダメ。」

真琴「煌葉、お前も細マッチョなんだな!」

煌葉「趣味で拳法やってたんでい!」

真琴「マジかぁ、、、」

紳「瑠夏、噛まれてから何か変化は?」

瑠夏「あー、スタミナがついたのか息切れしなくなったのと力が少し強くなった気がするかな?」

紳「、、、急にゾンビになるってことは?」

瑠夏「わからない、けどもしそうなりそうなら」

煌葉「んーーーだっはぁーーー!上がる!」

真琴「俺も上がるかなぁ、2人ともお先〜」

 

2人とも上がって行った。

 

瑠夏(あれ?紳君と2人きりって初めてじゃない?さっきまではあの2人いたから普通に話してたけどいざ2人っきりって、、、なんか緊張してきた。)

紳「あのさ、、」

瑠夏「ふぁい!!」

紳「(ふぁい?)さっき話したゾンビになったらって、嫌な気持ちにさせてたらごめん」

瑠夏「あぁ、全然嫌な気持ちとかそうゆうのはないよ?ゆっくりゾンビ化が進んでるならいつかは自我を失うのかな?」

紳「怖くないの?」

瑠夏「めっちゃ怖い、正直今紳君に抱きつきたいぐらい考えたら怖い」

紳「抱きつかれるのはちょっと、、、」

瑠夏「俺だって嫌だわ!嫌じゃ!無理じゃ!」

紳(情緒、、)

瑠夏「もし、僕が暴走したらその時は僕の事ーー」

紳「そんな時はこない、こさせない。その前に治す方法を見つける。誰も死なせない。」

 

荒島紳って男は見た目は怖めだが中身は人見知りで恥ずかしい屋、仲間想い、誰かの為に一生懸命なやつだ。いい漢だ。好き。

 

瑠夏「好き。」

紳「えっキモい」

瑠夏「ひどい」

 

気まずさもいつのまにか無くなっていた。

僕達もお風呂からあがり次の裸野郎共とかわった。

もう着ることはないのだろうと思い制服を畳み私服へ着替えリビングで各々まったりしながら皆んなが集まるのを待った。

 

しばらくして

全員集合

梨華「お腹空いたねぇ」

天智「同じく」

愛美「同感」

真琴「よし、ご飯の準備しよう!」

煌葉「いぇーーー!!」

鷹次「プロテインプロテイン!」

瑠夏「米にプロテインでもかけて食うの?」

天智「もう今日は疲れた!飯食って!寝て!明日!今後どうするか考えよう!おーけー?」

全員「おーけー!!」

 

現時刻は22:30

かなり遅めの夜ご飯だ。

色々な事が一気にありすぎて正直クタクタだ。

皆んなでご飯食べてその後は真琴君が空いてる部屋を案内してくれた。ベットに横たわってから記憶がない、気づいたら朝になっていて気づいたら鷹次君に腕枕してもらってる。

 

瑠夏「え、、、事後?」

天智「あってたまるか。起きろ。」

鷹次「うほ!?」

 

天智が僕と鷹次君を起こしにきた。

着替えやらと準備を済ませリビングへ向かうと皆んなもう起きてた。

おはようっと一通り朝の挨拶を交わし朝食をとる。

 

天智「よし、これからどうするか考えようか」

啓耶「ちょっといい?思い出した事があるんだけど」

 

➖To be continued.➖

 

14:やる時はやる人っていうのがカッコよくてなろうとしたけどその時がよくわからず流れるまま今の僕がいる

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜

無人島に何か一つ持っていけるならなににする?ってやつあれは結局何が最強なん?

 

 

瑠夏(とりあえず僕たちのバスに行こう、もしかしたら他のチームが先にいるかもしれない、、、)

鷹次「引き寄せすぎたなぁ,どーやって巻くかや?」

 

食料調達後バカたちが連れて来た屍愚連隊から絶賛全力逃走中の僕たち。

 

小春「はぁ、、、疲れてきた、、」

啓耶「立ち止まったらしぬるぅあぁぁぁぁ」

 

そういえば陽キャな皆様方はどこに行ったんだ?逃げるのに必死で忘れてたな?

 

天智「おぉーーーい!!!」

瑠夏「天智達だ!」

 

エスカレーターを走って降りてくる天智、荒島君、西河さんがいた。

 

梨華「みんな無事ー!?私達超元気!後ろのみんなー!盛り上がってるかーい!!」

ゾンビ「うぉおぁぁぁぁぁ!!!」

啓耶「!?!?」

天智「ごめーん、おまけ付き♡」

瑠夏「何してんだお前らぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

3人+屍愚連隊合流成功?

 

鷹次「さぁさぁ!バスまで全力ダッシュ!」

啓耶「足もげるぅぅぅぅぅ」

瑠夏「目の前!ゾンビ2体!」

天智「紳!!」

紳「ん!」

 

2体目掛けて2人の華麗な飛び蹴りが炸裂した。

効果は抜群、顎が砕け散っていった。

 

皆んな息を切らしながらもがむしゃらに走り続け出口までなんとかもう少しまできた。

 

小春「ねぇ!、、、出口!!もう少し!!」

瑠夏「、、、んー?何か、、、いないかあれ?」

 

出口の前になんかやたらデカくてゴツい、、、腕4本??なにあれ?

 

ゾンリキー「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

瑠夏「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

小春「!?!?!?」

梨華「あんれまぁ!ありゃやっべーねぇ!!」

鷹次「だっはぁ、、、」

紳「、、、」

 

引けば屍愚連隊、進めばゾンリキー、右も左も逃げ道はない、一か八か皆んなでゾンリキーに掛かればもしかしたら、、、

 

そんな事考えながらとりあえず走ってゾンリキーの方へ向かって行ってるとなんだか遠くの方からクラクションとエンジン音みたいなのが近づいて来てるような?

 

梨華「!!皆んな横に避けて!」

天智「!?」

 

見覚えのあるバスがゾンリキーを跳ね飛ばして突っ込んできた。

 

愛美「皆んな!乗れ!」

真琴「無事だったかーい?」

煌葉「やぁやぁ!なんか跳ねた気がするけどやぁやぁ!!」

 

僕たちは急いでバスに乗り込んだ。

 

鷹次「全員集合したな!」

瑠夏「会いたかったよぉ!」

天智「少し離れただけでそんな大袈裟な、、」

煌葉「ここから脱出するよ!捕まってなり!」

全員「うぃー!!!」

 

バスが勢いよく突っ込んできた道をバックしデパートからド派手に脱出してみせた。

ゾンリキーは倒したのかな?

 

小春「いやぁ、流石に疲れたねぇ」

愛美「回収できた戦利品達も確認したいし、何処かで休もう」

瑠夏(確かに、ずっと動きっぱなしでみんな疲れ切っている)

真琴「あー、おれんち行ってみる?親は仕事で海外だからいないし」

 

神楽くんはここいらでは有名なお金持ち様でお家もそれはそれは立派です。うーらやーますぅー

 

梨華「じゃあーまこちんの家で決まり!レッツゴー!」

天智「この子はマジ元気だなぁ」

煌葉「道案内よろしくですの!」

真琴「おーけー!」

鷹次「俺はプロテインバー食べるか、」

瑠夏「脳がプロテインで出来てるのかな?」

小春「誰も怪我してないー?」

愛美「小春、ここ少し擦りむいたんだが、、」

小春「わかった!今道具もってくるね!」

紳「ふぅ、、、」

 

40分程バスで揺られゆらゆら

 

真琴「着いたよ!」

鷹次「運転お疲れ!煌葉!」

煌葉「うぉいえぃえい!」

瑠夏「なんて?」

愛美「風呂に入りたいな」

小春「わかるー!」

天智「しっかしまぁ、、、」

紳「ほぁ、、、」

 

神楽君の家に着いた。まぁそれはそれは立派なお家で。僕の家がシルバニアファミリーに見えるよ。

今日はもう疲れたな、色々な事があったな。

ゆっくり皆んなと話しながら落ち着こう。

空だけはいつもと変わらない。いつも通り、日が沈み夜がくる。

 

 

➖To be continued.➖