ゾンビーロー

ゾンビパニックファンタジーギャグ

13:もうダメだって思ったらもうダメだから寝なさい

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜

みんな元気にハジけてます。

 

 

チーム『佃煮』

啓耶「食料は一階だね、鞄とか詰め込めるのあった方がいいかな?」

鷹次「バスにデカいカバンがあったから持って来たぞ!」

小春「他にもリュック系あったから持って来てるよ!」

啓耶「よし、じゃあ食料調達いきますか」

 

僕達は一階にある食料品売り場は向かった。

なんだか向こうが騒がしいな、何かあったのか?

 

鷹次「んー?あそこ食料品あるとこかー?やけにゾンビが群がってないか?」

瑠夏「うん、なんだろう?」

啓耶「あそこは避けて通ろう」

小春「ゾンビのうめき声の他に何か聞こえない?」

瑠夏「、、、これ生きてる人の声じゃない?」

啓耶「んー、もう少しだけ近づいてみよう!」

 

僕達は慎重に声のする方へと近づいていった。

 

?「クッソ!しつけーなこいつら!」

?「おら!!どけこの!!」

 

6人程の陽キャパーティーがゾンビ達に囲まれていた。

2人ほど怪我をしているみたいだ。

 

瑠夏「(あれはどうにもならないだろうな。)」 

鷹次「よし!助けに行くかぁ!!」

瑠夏「えちょまんぇ?」

鷹次「どうした?」

瑠夏「いやあんなのどうみたって助けようが、、、」

啓耶「あのゾンビたちの注意をこっちに向けて数を分散できれば!」

瑠夏「、、、」

小春「ならこっちで大きな音を出して誘き寄せよう!」

鷹次「うぉし!これ使おうか!!」

 

そういうと鷹次がどこからかスピーカーを取り出した。

 

鷹次「ミュージック!!ストゥーーーアーーートーーーー!!!!」

 

スピーカーから曲が流れ鷹次が踊り出した。

あーー、知ってるこれ。Tik◯okで見たし聞いたよ、僕もこれぐらい輝いてみたいなぁって何度布団の中で思った事か。

しかも鷹次のダンスはメチャクチャ上手い。踊れるゴリラ。

 

小春「何体かこっちに気づいたよ!」

啓耶「よし!その調子だ鷹次!(あいつ相当TikTo◯好きだな)」

鷹次「ほらほらー!!もりあがってこーーかぁーー!!」

 

多分だけど、世界!今この瞬間輝いてる5人!とかあったら間違いなく入るよ鷹次、それだけ眩しいよ。ゴリラだけど。

 

陽2「おいお前ら!もっとそっちにこいつら集めろよ!」

陽4「うぐぅ、、いてぇー、」

 

なんだあいつ、助けてるのにあの態度、僕がヤンキーだったらボコしてた。

 

啓耶「結構こっちに向かって来てるな、俺たちも退こう!」

小春「二手に別れよう!私と瑠夏で食料取ってくる!」

啓耶「よし、なら鷹次!俺たちであいつら誘き寄せとくぞ!!」

鷹次「任せてがってん承知の助!」

 

僕と小春は違うルートで食料のあるところへ向かった。あの陽の者達はどうなったんだろ?

 

小春「よいっしょ、とりあえず2人で持って歩けるのはこれぐらいかな?」

瑠夏「うん、これ以上は何かがもげるね」

小春「佐古君たちと合流しよう」

瑠夏「そうしよう、連絡入れて向こうに行ってみよう」

小春「、、、?何か近づいて来てない?」

 

確かに、なんだか騒がしい『音』が近づいて来てる。なんだ?

 

鷹次「おーーーいーー!!」

瑠夏「鷹次君!、、、んー?何だあの後ろは?」

小春「!?!?」

啓耶「ごめーーん!!友達たくさん出来ちゃってー!!」

鷹次「んなーっはっはっはぁー!!!」

 

2人の後ろに陽の者達、そのまた後ろにゾンビーズ

あぁ、まだお祭りは終わらないみたいだな。

 

瑠夏「んぁーー!!逃げるよ小春!!」

 

僕は小春の手を握り走った。

 

小春「うん!急ごう!!」

啓耶「やーー、やりすぎたねぇ!!」

鷹次「楽しかったけどなぁ!?はっはっは!!」

瑠夏「笑い事じゃねーよ馬鹿野郎ーーー!!!」

 

食料は少ないけど確保は出来た。

みんなはどうかな?連絡したいけど、これじゃしてる余裕がないな全く。

ゾンビに捕まれば命はない。のになんでかな、少し楽しくて笑えてしまう。1人じゃきっとこんな気持ちになれなかったんだろうか。あー、ゾンビはいなくて良いけどこうやって笑っていたいもんだな。

早く合流しよう、けどこのゾンビたちをなんとかしないとなぁ。

 

 

➖To be continued.➖

 

 

 

12:思わぬ発見って思わぬところから始まったりね

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜

デパート探検隊れでぃごー

 

 

チーム『うどん』 (真琴、煌葉、愛美)

煌葉「張り切っていっきましょー!!」

真琴&愛美「おぉー!!!」

 

私たちは武器になりそうな物や使えそうな物等調達係なのだ。

 

愛美「そういったものは何処で調達できるだろうか?」

煌葉「んねー、知ってる?」

真琴「?」

愛美「何をだ?」

煌葉「このデパートにね、大量の刀や銃やらがあるって噂、、、信じるか信じないかはあなた次第なり!!」

真琴「そんなわけないだろ!あったら大問題だろ?」

愛美「、、、因みにそれはどこに?」

真琴「寺門さん信じるの!?」

煌葉「地下って噂だよ!詳しい場所はわからないけど、」

愛美「行くだけ行ってみてもいいんじゃないか?」

真琴「えぇ、、、」

 

何となく、行ってみた方がいい気がした。

無ければまた戻ればいい。

私たちは地下へ向かった。

 

愛美「んー、地下は駐車場かぁ」

煌葉「んむむ!!僕の第9感が反応している!」

真琴「第9感?」

煌葉「向こうに行こう!」

愛美「ちょっと待て!」

煌葉「あいやー?」

真琴「どうしたの?」

愛美「やけにゾンビがいないと思っていたんだ。そこの車の影に隠れろ」

 

 

私たちは近くにあった車の影に隠れた。

奥の角から嫌な気配がする。

そう思っていると3m ~4mはあるだろう大型のゾンビが出て来た。今にも爆発しそうな筋肉に腕が4本ある。ポケモンにいたな、あんなの。

何食べたらあんな大きくなるんだ?

 

煌葉「カイ◯キーだ!!」

愛美「あぁそれそれ、やっぱいたよね」

煌葉「リアルにいたんだ!モンスターボールないから暴打でゲットだぜ!」

真琴「そんな怖いポケモン知らないし2人ともなんでそんな冷静なん?」

愛美「まぁ焦っても空回りしてしまう。状況確認しながらゆっくり三間君の第8感だっけ?」

煌葉「第9感だよ!」

愛美「あぁ、その感を頼りに進もうか?」

真琴「そうだね、あんなの相手にしてられないしね」

 

奥に大型ゾンビ、ゾンリキーと呼ぼうか。

ナチュラルゾンビがそこら辺にチラホラって感じか、やはりナチュビー(ナチュラルゾンビ)が少ないな。

 

真琴「進もう!戦闘は避けて、静かにゆっくり」

煌葉「ひぇあうぃーごー!!」

真琴「しーっ!!!!」

 

危ない、イェア!!っと叫ぶとこだった。

三間君を先頭に先に進む事にした。

第10感?だっけ?によるともう一つ下の地下駐車場にある気がするみたいだ。

 

煌葉「先は任せて!超安全ルートでいくぜやい!」

愛美「うん!頼んだ!」

真琴「なぁ煌葉、どうやって分かるんだその超安全ルートは?」

煌葉「第13感かな!?」

真琴「要は感ね、」

煌葉「でも大丈夫、絶対守るから!」

真琴「、、、最初から信じてるよそんなん」

愛美「さぁ行こうか!」

 

このデパート、下に降りる階段は今降りて来たとこと違うとこにあるんだようなぁ、設計ミスすぎるだろうにこれ。

 

私達は第二地下駐車場へ辿り着いた。

ここに来るまでの道のりは省略する、特に何もなかったんでね。まぁゾンビを3体程ブチのめしたぐらいかな?ゾンリキーはボーッと突っ立ってたな。アホだなあれ。

 

煌葉「んー、わかった!あっちだ!」

愛美「むー、ここはゾンビが少し多いな、慎重に進もう!」

真琴「さっき邪魔だからってぶちのめしてた人がよく言うよそれ」

愛美「む?」

真琴「いえ、すみません。足元お気をつけて。」

煌葉「もう少しだよ!がんばろーね!」

 

道中にゾンビに何回か襲われた。まぁボッコボコにしたけどね、

1番奥の角にある大きめな車、その横の壁に扉があった。

 

煌葉「こっこだー!!」

真琴「あー、これは良く見ないとわからんわなぁ、怪しいかな、」

愛美「これ、どうやって開くんだろうか?」

真琴「うーん、なんか鍵穴らしいのも無いしなぁ」

煌葉「そいえばさっきこんなの拾ったのだ!」

 

そう言ってカードキーを出した。

 

真琴「それどこで?」

煌葉「さっき寺門さんがぶっ飛ばしたゾンビが持ってた!」

愛美「おぉ、しかし何処でどう使えるのだろうか?」

真琴「ん?ここ、よーく見るとカード差し込めるぞここ?」

煌葉「カードイン!んーーオーープン!!」

愛美「あいた!」

真琴「おー!?これはこれは、マジかぁ!」

煌葉「すっげーーーねぇーー!!!」

愛美「うんうん、ただの噂もバカにできないねこれは」

 

大収穫だ。ここまでとは思わなかったがこれなら文句は無しだ!

扉を開ければ目の前には武器の山、何でこんなところにあるんだ?

いろいろ思う事はあるが次はどう運んで行くかだ。上にはゾンリキーもいるしなぁ、まぁ私的には選択肢は一択なんだがね。

この駐車場、私のお父さんは運転が上手い方ではなく何度も駐車し直していた。

何事もとても器用とは言えないお父さんだがズバ抜けて凄いのがある、剣術だ。強く優しい不器用なお父さんが私は好きだ。今どうしているのだろうか?

 

 

➖To be continued.➖

 

11:恥ずかしい過去って不意に思い出すからタチ悪い

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜

つけ麺は冷派

 

 

チーム『ラーメン』

 

バスから降り俺たちは大型デパートへ入った。

各チーム目的の物資調達の為別々に歩き目的の場所へ向かう。

 

天智「俺たちは応急処置なんかに役立つ物を探しにいくんだけど、何回のどこにあるんだ?」

 

流石に広いな、ゾンビもちらほらいる。思った程いないのが幸いかな。

静かにコソコソ行けばまぁなんとかなりそうなレベルだな。

 

梨華「んーっとね、確か4回の何処かに薬とか絆創膏とか売ってるとこあったはずだよ!」

天智「へー、よくわかるね?」

梨華「うん!よく転ぶから買いに来てたの!」

天智「子供か、」

紳「4回、照明は付いてるからエレベーターもエスカレーターも動いてるはずだね」

天智「んー、エスカレーターで行ってみようか?」

紳「そうだね、途中で止まっても昇り降りできるし階段よりは楽だしね」

梨華「エレベータは?」

天智「途中で止まったら最悪、ドア開いて目の前ゾンビも最悪だからな」

梨華「それは嫌だなぁ!ならエスカレーター行こう!あっちだよ!」

 

道案内は西河に任せた方がよさそうだな。

 

紳「、、、?」

天智「どうかした?」

紳「これだけ大きなとこにしてはゾンビが少ないし、他に生存者がいてもいい気がするんだけど」

 

言われてみればそうだ。

これだけ大きなところなんだ生存者もゾンビもいてもおかしくないのだが。

 

梨華「エスカレーターあったよ!いっそごー!」

紳「待って、近くに2体いる」

天智「、、、紳強いんだって?瑠夏から聞いたぞ、大活躍してくれたって」

紳「変な噂ばかり流れてたから、自己防衛の為に抗ってたら喧嘩慣れしたとゆうか」

 

紳は体格も良いし運動神経も良い。

ちなみに顔も良い。クソが。

無口だったのと目つきが良くなかった事から良く絡まれたりしてたみたいだ。せっかく話すようになったんだ、今度ゆっくり紳の事を聞いてみたいな。

 

紳「椎名も強いんでしょ?中学の頃は、、、」

天智「あーーー、やめて、封印解かないで。死にたくなる。」

梨華「ヤンキーだったんだ!」

 

あぁ、過去に戻ってあの時の自分をシバきたい。

 

天智「ほら行くぞ紳!あの2体ぶっ飛ばして急ぐぞチクショウ!!」

紳「おぉ、、、(恥ずかしいのか?覚えてないかな、小学生の頃椎名は、、)」

天智「あと【椎名】じゃなくて【天智】でいい、なんか距離感じて寂しいだろうが」

紳「、、、ん。わかった」

梨華「じゃあ私のことは【梨華】か【バファリン】って呼んで!」

天智「半分優しさで出来てんのかよ」

梨華「んーん!愛と勇気だよ!」

天智「アン◯ンマンじゃん」

梨華「ポケ◯ンマスターだぉ!」

天智「ダメだ、わからん、モンスターボールに入っててれ」

 

聞いた話じゃあの屍共何度倒しても立ち上がるみたいだ。

紳と俺で勢い良く蹴り飛ばし倒れてる間に3人でエスカレータを駆け上がった。

紳の感じた違和感、生存者とゾンビの事が気になる。何もなければ良いんだが。

早いとこ調達してここから出よう。

 

➖To be continued.➖

 

 

 

 

10:昔見た映画の名前を思い出せないまま5年が過ぎた

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

かっこいい男になりたい。

 

 

煌葉「このながーいなーがーいくだりーさかーをー♩」

梨華「君をじてーんしゃーのうしろーにのーせてー♩」

天智「バスだよこれ」

 

 

学校を抜け煌葉君が運転するバスに揺られながら僕達は食料を求め走っている。

 

瑠夏「、、、」

小春「どうしたの?」

瑠夏「んー、いやなんでもないよ」

 

僕はシャゲサーとの一戦を思い出していた。

力が強くなったりスタミナが爆上がりしたりと、この身体に何が起きているのか、ムラムラしながら考えた。

 

愛美「この先二つ目の信号を右に、真っ直ぐ行ったところに大型デパートがあるよ」

真琴「コンビニみたいに小さいとことなんでもあるデパート、どっちがいいかな、安全なのは、んー、、、」

啓耶「デパートにしない?あそこ6階まであって工具店やら雑貨やら食料品やらたくさんあるし」

紳「、、、怪我した時の為に救急セットとかもいるね」

天智「荒島、喋るようになったなぁ!」

紳「、、、ごめんね口下手で喋るのが苦手で、後恥ずかしくて」

天智「あー、それであまり話さなかったのか、これからはバチバチ話してこうか!」

 

おいおい、見た目はクール系ワイルドイケパラチャンニーで中身は皆んなを守るため足止めをしてくれるわ恥ずかしがり屋の口下手キュンキュンチャンニーだと?もう勝てる要素ないじゃないか。

 

そんな話をしているとデパートへついた。

ゾンビ達のいない安全そうなとこにバスを一時停めた。

 

愛美「よし、またチームわけしないか?」

真琴「そうだな、その方が効率もいいだろう!」

天智「食料品、手当用品、武器になりそうなの品、その他使えそうなのかなー?」

小春「3.3.4かな?」

真琴「チームバランスも大事になるな」

 

 

30分程話し合った結果

 

チーム『ラーメン』

天智、紳、梨華

 

チーム『うどん』

真琴、煌葉、愛美

 

チーム『佃煮』

瑠夏、啓耶、鷹次、小春

になった。

チーム『ラーメン』は包帯など救急用品などの調達、チーム『うどん』は武器になりそうなの物資調達、チーム『佃煮』は食料類の調達になった。

 

真琴「いいかい?物資調達も大事だが皆んなの命の方が大切だ、危ないと思ったらすぐ逃げる、無理はしない!またみんなでここに集まろう!」

天智「何かあればすぐ連絡!」

鷹次「おやつは何円まで?」

啓耶「ありきたりなボケするなバカ」

鷹次「シュン」

瑠夏「シュンって言葉で言うやつ初めて見た」

梨華「よーし!いっちゃいやしょータイム!!」

全員「おぉーー!!!!」

 

 

そういえば昔このデパートに幼馴染の僕、天智、小春とその親達で来たことがある。屋上に小さな遊園地みたいなのがあるのだ。そこで遊んで帰る時小春だけがはぐれた。迷子センターに行ったがいなく、僕は走り小春を探した。小春は泣くのを我慢しながら僕達のことを探しながら歩いていた。僕はそんな小春を見つけ「小春、みーつけた!」と言い手を握った。今にも涙が溢れそうな顔で小春が何か言っていたんだがあの時、なんていったんだっけかな?

 

➖To be continued.➖

 

9:一瞬の出来事が一生の思い出

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

タイマン白星ぶいぶい

 

 

シャゲサーとの戦いに勝利した。

そして屋上から出て下の階へと駆け出した。

真琴「紳!寺門さん!大丈夫か!?」

 

荒島君達の元へ辿り着いた。

そこの周りにはゾンビ達が倒れ息を切らし立つ2人の姿があった。

 

愛美「ふぅ、、、鍵はどうだった?」

小春「梨華たちが見つけてくれたよ!」

真琴「その血!怪我は!」

紳「大丈夫、かすった傷が何箇所でほとんど返り血だ。」

 

どんだけ強いんだこの2人、一体どれだけの数を相手したんだか。

 

瑠夏「2人共少し休んで、ゾンビが出てきたら僕が相手するよ!」

愛美「童貞なのに?」

瑠夏「ちょっと待って。」

真琴「手を繋いだ事もないぞ?」

瑠夏「ちょ、お願い、待って?」

小春「いまだに女子と話すと目が泳いでるよ!」

 

僕の心と膝が崩れ涙は枯れ果てて出てこない。

 

紳「、、、平良、大丈夫、、、だと思う、、」

瑠夏「中途半端な優しさが1番危ないからね?」

愛美「どうでもいいから早くバスへ急ごう!!」

 

僕が一体何をしたと言うんだ、泣き崩れる僕を荒島君と真琴君が抱えてバスの元へ向かおうとした時だった。

 

パッパァーーーーー!!!!

 

天智「瑠夏ぁーー!!!」

 

窓の外を覗くとバスに乗った天智たちが真下にきていた。

 

梨華「おーーい!!飛び乗ってぇーー!!!」

煌葉「派手に行くぜぇいぇい!!」

真琴「この高さならなんとかなるだろう、皆んな飛ぶぞ!!」

 

ゾンビ達が僕達のいる階に集まってきた。

選択は1つ、バスに飛び移る事だ。

 

愛美「参るでござる!!」

小春「んーーっしょーーー!!」

 

2人が飛び降りた。少しぐらい怖がれば可愛い気あるのに。

 

真琴「よっしゃあ!!」

 

真琴もおりた、残るは僕も荒島君だけだ。

 

瑠夏「大丈夫、僕なら飛べる、だって僕前世鳥だし、大空に慣れてるし、羽ないだけだし。」

紳「平良、高所恐怖症?」

瑠夏「、、、皆んなには言わないでね?」

紳「ぉK」

 

荒島君が窓際の僕を飛び蹴りして突き落とした。

見事に無傷に着地した。対人恐怖症も覚えた。

数秒後に荒島君も飛び降りてきた。

 

天智「みんないるか!?」

真琴「大丈夫、全員乗ったぞ!!」

梨華「煌葉君!出発!!」

煌葉「ふぅーー!!いぇーーーい!!!」

 

 

全員乗せたバスは急発進Noブレーキで走り出した。

こうして僕達は母校を離れた、だんだん小さくなっていくもう2度と戻る事の無い我が校にたくさんの思い出が頭をよぎる。静かな車内でいくつかの鼻を啜る音が聞こえた。この先には何があるのだろうか、

 

 

➖To be continued.➖

 

8:廊下は走るなって怒られるのに部活の時はめちゃくちゃ廊下走らされた

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

パリピ怖い

 

小春「梨華から電話だ!もしもし!?」

梨華「やっほー!鍵あったよー!私たちバスに向かうから早く来てねー!ばーいちゃーん!!」

小春「あ、ちょっと梨華!?」

瑠夏「西河様から?」

小春「様?そう!鍵見つけたって!!」

 

西河さん達が鍵を見つけてくれたみたいだ。

僕達は屋上へ辿り着き、今シャドーボクシングをしてきるゾンビ担任教師と向かい合っている。

 

真琴「良かった、それならもうここには用事はないが今にも襲いかかってきそうだな。」

小春「下で時間稼いでくれてる2人も心配だし早くなんとかしないと!」

瑠夏「、、、」

真琴「瑠夏?どうかした?」

瑠夏「あのシャドウハゲボクサー、僕が戦う!!」

小春「瑠夏!?無理だよ!だって瑠夏この前雷にビックリしてお漏らししたんでしょ!?」

真琴「そうだ!4日前煌葉に白髪勝手に抜かれて本気で泣いてたじゃないか!!」

小春「去年までサンタさん信じてたじゃん!!」

真琴「一昨日だって、、、」

瑠夏「やめて!ごめんて!お願い!!心のダメージはなかなか治らないから!!」

 

まさか仲間からの攻撃は予想外過ぎて膝から崩れ落ち涙が溢れ落ちた。

 

真琴「ごめんごめん、泣くなよ!笑」

瑠夏「笑ってんなよバカ!ぐすっ」

小春「どうして急にやる気になったの?」

瑠夏「なんてゆうか、力が溢れてる感覚?ってゆうのかなんてゆうか、、、」

真琴「それ大丈夫?よくあるやつじゃないの?テスト前日のどこから来てるのかわからないあの自信みたいに」

瑠夏「それとは違う気がするんだ、戦わしてくれない?試してみたいんだ。」

真琴「、、、そうだね、時間も無いし逃げれば襲ってきそうだ。頼めるかい?」

小春「大丈夫?無理しないでよ?すぐ泣くんだから。」

瑠夏「一言いらんのじゃ」

 

そして僕はシャドウハゲボクサー、これからは【シャゲサー】と呼ぼう。

シャゲサーと向かい合った。

 

瑠夏「さぁ、僕が相手だシャゲサー!掛かってこい!」

シャゲサー「シュッ!シュッ!」

 

僕とシャゲサーが同時に走り出す。

試合開始だ。

 

1ラウンド15秒

瑠夏  KO  

 

小春「瑠夏ぁ!!やっぱダメじゃーーん!!」

真琴「やっぱ倒れたか、無理矢理止めれば良かった。」

 

僕は見事にノックアウトした。だが膝を振るわせながら立ち上がる。

 

瑠夏「まだ、、やれる!」

小春「もうにげて瑠夏!!」

真琴「、、、」

 

僕はシャゲサーに殴り掛かる。何度も何度もかわされては殴り飛ばされた。意識も飛びかけた。

 

真琴「ダメだ!俺も手を貸すぞ瑠夏!」

小春「瑠夏!!」

 

僕は昔からヒーローに憧れていた。悪者をやっつける姿よりは仲間を守る為に何度も立ち上がる姿が好印象だった。

昔僕が中学1年の頃他校の年上2人ににカツアゲされた事があった。その時助けてくれた人がいる。その人はとてつもなく弱かった。相手が2人だったのもあるがとても格好は良いものでは無かった。

それでもボロボロになりながら何度も立ち殴りかかっていった。そのしつこさに相手は呆れて消えていった。

だが僕にはその助けてくれた人のそのボロボロの背中がとても大きく見えてとてもカッコよかった。ヒーローに見えたんだ。

その人は何も言わずに去っていった。コミュ障の僕は声を掛けれずそれ以来その人とは会えていない。

 

瑠夏「まだやれる、、、僕も友達の為に立ち上がりたい、、、」

真琴「瑠夏!」

瑠夏「あぁぁぁぁぁ!!!」

 

がむしゃらに放ったパンチがシャゲサーの顔に当たった。

シャゲサーがすごい勢いで飛んでいき柵を超えて屋上から落ちていった。

 

小春「瑠夏、その力って、、、」

真琴「いつから体に違和感があった?」

瑠夏「はぁ、はぁ、そうだね、噛まれた後からかな?」

真琴「ゾンビウィルスが力に?」

瑠夏「ゾンビパワー?」

小春「瑠夏怪我は!?」

瑠夏「大丈夫、それより急いで下に行こう!」

真琴「あぁ、2人の元に急ごう!」

 

僕達は屋上を後に紳君たちの元へ向かった。

この力、僕もみんなの為に戦えそうだ。

早く紳くんたち天智たちと合流しなくちゃ。

 

 

➖To be continued.➖

 

 

7、学校の放送で名前を呼ばれるのあれ恥ずかしいから勘弁してほしい。

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キノコも好きだけどどちらかと言うとマクドナルドが好き

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天智「俺らは職員室だ、急ぐぞ!」

梨華&啓耶&鷹次&煌葉

「おぉーーーー!!!!」

天智「あまり大きな声出さない!(大丈夫かなこれ)」

煌葉「で、職員室ってどこ?」

梨華「あっちだよー!!」

啓耶「違う違う、そっち今きた道だから」

鷹次「この壁壊すんじゃなかった?」

天智「壁壊して職員室ってなんだよ、」

梨華「レッツゴー!」

煌葉「おーーいぇーーーあーー!!」

啓耶「だからそっち来た道だって、ちょ、話聞いてぇぇぇぇぇ!!」

天智「(あー、ハズレ引いた。)」

 

天智達は職員室に向かう筈だったが2人の暴走で来た道へ無事逆走、遠回りして職員室へ向かうハメになった。

 

 

鷹次「んお、目の前にゾンビ一体発見!」

天智「気をつけた方がいいな、みんな勝手なこうどは、、、!」

煌葉&梨香「おぉぉぉぉぉおおぉ!!いえーーー!!!」

 

煌葉&梨香によるダブルドロップキックが炸裂した。可哀想にあのゾンビ。派手に飛んでいった。

 

啓耶「もう一体いるよ!気をつけて!」

鷹次「任せな!」

 

鷹次が片手でゾンビの首を掴み窓から投げ飛ばした。

 

鷹次&煌葉&梨華「あぁぁぁあぁぁぁぁあああぁぁ!!!」

 

勝利の雄叫びをあげる3人。

 

天智「もー怖いよこの人たち」

啓耶「でも心強いとゆうか頼もしい」

天智「そうなんだけどね、この3人をまとめれる自信無くなったよおれ」

啓耶「(俺だけはまともでいなきゃ天智が壊れる!)」

 

道中にいるゾンビたちを3人が華麗に吹っ飛ばしながら職員室に着く事ができた。

 

啓耶「中の様子はどう?」

天智「あー、結構な数いるぞこれ」

 

中には10〜15体程のゾンビたちがウロウロしている。

 

天智「さて、どうしたものか」

啓耶「机はあそこか、ちょっと遠いいな」

天智「ゾンビたちを反対側におびき寄せれれば、、、」

煌葉「僕たちの出番だ!!」

梨華「いぇーーーい!!!」

鷹次「おう!」

 

どこから持ち出してきたのやら、掃除用の箒、モップ、バケツを手に職員室に突撃した。

 

天智「あぁ、止めれる気がしない」

啓耶「なにするつもりなんだ?」

 

3人が職員室の机の上に上がった。

 

煌葉「聞いてください。『ぶっ生き返す』」

天智&啓耶「!?!?」

 

煌葉が歌い出し梨華が箒をギター代わりに口でリズムを刻む、鷹次は5個のバケツドラムのように叩く。何故かちゃんと聞ける音楽になっていた。

 

啓耶「天智!いまのうちに!」

 

目的の机からゾンビたちが遠のいて煌葉達の元へ行く。

 

天智「よっしゃ!行こう!」

 

走って成高先生の机へ向かい鍵を探す。

 

天智「あった!きっとこれだろう!」

啓耶「バスのキーホルダー付いてる。何個か鍵がついてるけどそれだね!急いでむかおう!」

天智「おーい!鍵を見つけたぞ!脱出しよう!」

啓耶「ねぇ、なにあれ?」

天智「、、、」

 

盛り上がる煌葉たちにゾンビたちはヘドバンを決めている。あいつら本当にゾンビなのか?

 

煌葉「今日は来てくれてありがとう!」

梨華「みんな!大好きだよー!!」

鷹次「うぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ゾンビ「ゔぁぁあぁぁ、、、」

 

ゾンビたちの拍手と共に煌葉たちは華やかに退場していった。

 

天智「、、、ふぅ、考えるのはよそう」

啓耶「んだね。」

煌葉「いいライブだったね」

梨華「いやー、盛り上がったねぇ!」

鷹次「だっはっはっはっは!!」

天智「(こいつら悩みって言葉知らないんだろうなぁ)」

ゾンビA「ヴァ?」

ゾンビB「ンバア?」

ゾンビC「グバ!」

ゾンビーズ「あぁぁぁがぁぁぁぁ!!!」

 

ゾンビ達が我に返った。ゾンビなのに我に返ったって表現あってるのか?

 

天智「やばい!あいつらこっちにきたぞ!」

煌葉「アンコール?」

啓耶「違う!走るよ!」

鷹次「ほら、ファンサだぜ!」

 

鷹次が近くのドアを取りゾンビ達に投げた。倒れたゾンビに足が当たり次々に転げてく。いい時間稼ぎになった。

 

梨華「小春たちに連絡しなきゃだね!」

天智「そうだな、無事だといいなあいつら。」

 

俺たちは走ってバスに向かった。きっとあいつらも無事だろう、必ず来る。

 

梨華「あ!もしもし!小春!!」

 

 

➖To be continued.➖