ゾンビーロー

ゾンビパニックファンタジーギャグ

9:一瞬の出来事が一生の思い出

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

タイマン白星ぶいぶい

 

 

シャゲサーとの戦いに勝利した。

そして屋上から出て下の階へと駆け出した。

真琴「紳!寺門さん!大丈夫か!?」

 

荒島君達の元へ辿り着いた。

そこの周りにはゾンビ達が倒れ息を切らし立つ2人の姿があった。

 

愛美「ふぅ、、、鍵はどうだった?」

小春「梨華たちが見つけてくれたよ!」

真琴「その血!怪我は!」

紳「大丈夫、かすった傷が何箇所でほとんど返り血だ。」

 

どんだけ強いんだこの2人、一体どれだけの数を相手したんだか。

 

瑠夏「2人共少し休んで、ゾンビが出てきたら僕が相手するよ!」

愛美「童貞なのに?」

瑠夏「ちょっと待って。」

真琴「手を繋いだ事もないぞ?」

瑠夏「ちょ、お願い、待って?」

小春「いまだに女子と話すと目が泳いでるよ!」

 

僕の心と膝が崩れ涙は枯れ果てて出てこない。

 

紳「、、、平良、大丈夫、、、だと思う、、」

瑠夏「中途半端な優しさが1番危ないからね?」

愛美「どうでもいいから早くバスへ急ごう!!」

 

僕が一体何をしたと言うんだ、泣き崩れる僕を荒島君と真琴君が抱えてバスの元へ向かおうとした時だった。

 

パッパァーーーーー!!!!

 

天智「瑠夏ぁーー!!!」

 

窓の外を覗くとバスに乗った天智たちが真下にきていた。

 

梨華「おーーい!!飛び乗ってぇーー!!!」

煌葉「派手に行くぜぇいぇい!!」

真琴「この高さならなんとかなるだろう、皆んな飛ぶぞ!!」

 

ゾンビ達が僕達のいる階に集まってきた。

選択は1つ、バスに飛び移る事だ。

 

愛美「参るでござる!!」

小春「んーーっしょーーー!!」

 

2人が飛び降りた。少しぐらい怖がれば可愛い気あるのに。

 

真琴「よっしゃあ!!」

 

真琴もおりた、残るは僕も荒島君だけだ。

 

瑠夏「大丈夫、僕なら飛べる、だって僕前世鳥だし、大空に慣れてるし、羽ないだけだし。」

紳「平良、高所恐怖症?」

瑠夏「、、、皆んなには言わないでね?」

紳「ぉK」

 

荒島君が窓際の僕を飛び蹴りして突き落とした。

見事に無傷に着地した。対人恐怖症も覚えた。

数秒後に荒島君も飛び降りてきた。

 

天智「みんないるか!?」

真琴「大丈夫、全員乗ったぞ!!」

梨華「煌葉君!出発!!」

煌葉「ふぅーー!!いぇーーーい!!!」

 

 

全員乗せたバスは急発進Noブレーキで走り出した。

こうして僕達は母校を離れた、だんだん小さくなっていくもう2度と戻る事の無い我が校にたくさんの思い出が頭をよぎる。静かな車内でいくつかの鼻を啜る音が聞こえた。この先には何があるのだろうか、

 

 

➖To be continued.➖