ゾンビーロー

ゾンビパニックファンタジーギャグ

13:もうダメだって思ったらもうダメだから寝なさい

登場人物

矢葉井高校3年

男性陣

平良瑠夏(18) 椎名天智(18)神楽真琴(18)

荒島紳(18)佐古啓耶(17)山家鷹次(18)

三間煌葉(17)

女性陣

瀬名小春(18)西河梨華(17)寺門愛美(18)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜あらすじ〜〜〜〜〜〜〜〜

みんな元気にハジけてます。

 

 

チーム『佃煮』

啓耶「食料は一階だね、鞄とか詰め込めるのあった方がいいかな?」

鷹次「バスにデカいカバンがあったから持って来たぞ!」

小春「他にもリュック系あったから持って来てるよ!」

啓耶「よし、じゃあ食料調達いきますか」

 

僕達は一階にある食料品売り場は向かった。

なんだか向こうが騒がしいな、何かあったのか?

 

鷹次「んー?あそこ食料品あるとこかー?やけにゾンビが群がってないか?」

瑠夏「うん、なんだろう?」

啓耶「あそこは避けて通ろう」

小春「ゾンビのうめき声の他に何か聞こえない?」

瑠夏「、、、これ生きてる人の声じゃない?」

啓耶「んー、もう少しだけ近づいてみよう!」

 

僕達は慎重に声のする方へと近づいていった。

 

?「クッソ!しつけーなこいつら!」

?「おら!!どけこの!!」

 

6人程の陽キャパーティーがゾンビ達に囲まれていた。

2人ほど怪我をしているみたいだ。

 

瑠夏「(あれはどうにもならないだろうな。)」 

鷹次「よし!助けに行くかぁ!!」

瑠夏「えちょまんぇ?」

鷹次「どうした?」

瑠夏「いやあんなのどうみたって助けようが、、、」

啓耶「あのゾンビたちの注意をこっちに向けて数を分散できれば!」

瑠夏「、、、」

小春「ならこっちで大きな音を出して誘き寄せよう!」

鷹次「うぉし!これ使おうか!!」

 

そういうと鷹次がどこからかスピーカーを取り出した。

 

鷹次「ミュージック!!ストゥーーーアーーートーーーー!!!!」

 

スピーカーから曲が流れ鷹次が踊り出した。

あーー、知ってるこれ。Tik◯okで見たし聞いたよ、僕もこれぐらい輝いてみたいなぁって何度布団の中で思った事か。

しかも鷹次のダンスはメチャクチャ上手い。踊れるゴリラ。

 

小春「何体かこっちに気づいたよ!」

啓耶「よし!その調子だ鷹次!(あいつ相当TikTo◯好きだな)」

鷹次「ほらほらー!!もりあがってこーーかぁーー!!」

 

多分だけど、世界!今この瞬間輝いてる5人!とかあったら間違いなく入るよ鷹次、それだけ眩しいよ。ゴリラだけど。

 

陽2「おいお前ら!もっとそっちにこいつら集めろよ!」

陽4「うぐぅ、、いてぇー、」

 

なんだあいつ、助けてるのにあの態度、僕がヤンキーだったらボコしてた。

 

啓耶「結構こっちに向かって来てるな、俺たちも退こう!」

小春「二手に別れよう!私と瑠夏で食料取ってくる!」

啓耶「よし、なら鷹次!俺たちであいつら誘き寄せとくぞ!!」

鷹次「任せてがってん承知の助!」

 

僕と小春は違うルートで食料のあるところへ向かった。あの陽の者達はどうなったんだろ?

 

小春「よいっしょ、とりあえず2人で持って歩けるのはこれぐらいかな?」

瑠夏「うん、これ以上は何かがもげるね」

小春「佐古君たちと合流しよう」

瑠夏「そうしよう、連絡入れて向こうに行ってみよう」

小春「、、、?何か近づいて来てない?」

 

確かに、なんだか騒がしい『音』が近づいて来てる。なんだ?

 

鷹次「おーーーいーー!!」

瑠夏「鷹次君!、、、んー?何だあの後ろは?」

小春「!?!?」

啓耶「ごめーーん!!友達たくさん出来ちゃってー!!」

鷹次「んなーっはっはっはぁー!!!」

 

2人の後ろに陽の者達、そのまた後ろにゾンビーズ

あぁ、まだお祭りは終わらないみたいだな。

 

瑠夏「んぁーー!!逃げるよ小春!!」

 

僕は小春の手を握り走った。

 

小春「うん!急ごう!!」

啓耶「やーー、やりすぎたねぇ!!」

鷹次「楽しかったけどなぁ!?はっはっは!!」

瑠夏「笑い事じゃねーよ馬鹿野郎ーーー!!!」

 

食料は少ないけど確保は出来た。

みんなはどうかな?連絡したいけど、これじゃしてる余裕がないな全く。

ゾンビに捕まれば命はない。のになんでかな、少し楽しくて笑えてしまう。1人じゃきっとこんな気持ちになれなかったんだろうか。あー、ゾンビはいなくて良いけどこうやって笑っていたいもんだな。

早く合流しよう、けどこのゾンビたちをなんとかしないとなぁ。

 

 

➖To be continued.➖