ゾンビーロー

ゾンビパニックファンタジーギャグ

2:おわりーっのはじまり?

登場人物

矢葉井高校3年=平良瑠夏(18)

 

〜〜あらすじ〜〜

噛まれた、めっちゃ痛い

 

瑠夏「はーーなーーーしーーーてーー!!」

左肩を噛まれた、僕は無理やりゾンビを引き剥がし逃げた。

 

瑠夏「あぁぁぁ俺もう終わりか!ゾンビになるのか!嫌だーー!!!」

 

近くにあったコンビニへ逃げんだ。

 

瑠夏(良かった、誰もいない。)

 

個室トイレは入り鍵を閉めて座り込んだ。

 

瑠夏(痛い。なんだか視界がボヤける。俺ヒーローになれるかと思ったのに。)

 

そのまま僕は気を失った。

 

?「入り口塞げ!何でもいいから持ってこい!」

?「なんなのあいつら!急に襲ってきて!」

?「ハァ、、ハァ、、もう足動かない、、」

 

騒ぎ声で目が覚める。どれだけ寝ていただろう。

 

瑠夏(大根に襲われる夢を見た。昨日大根残したからかな、お祓いに行こう。)

 

スマホを取り出して時間を見る。

 

瑠夏(23時36分、結構寝ていたのか。)

 

僕は噛まれた事を思い出し肩を見る。

 

瑠夏(血は止まってる。なんだろう?体が軽く感じるな?)

 

トイレにあった鏡を見る。

 

瑠夏(うわ、左目が充血してる、あとなんか色白くなった?)

まぁ元々色白だから気にはしないけど。

 

瑠夏(僕はゾンビなのか?人間なのか?ハーフなのか?イケメンではある。ん?イケメンの類だよな?そうだな。)

 

ドンドンドン!

トイレを叩く音だ。

 

?「誰かいるの?」

瑠夏(この姿見られたらマズイ、何か隠せる物は、、、)

 

鞄を開けて入ってたのはシャープペンシル(0.5)、消しゴム、だけ。

 

瑠夏(反省文書きに行こうとしてたからなぁ、これしか持ってこなかったんだ!やっちまったぜ!)

 

?「離れてろ!ドアをこじ開ける!

 

瑠夏(あ、だめだ。)

 

ドアが無理矢理開いた。もう2度とコンビニトイレの鍵は信用しない。

 

?「何だお前、その肩の血噛まれたのか!?」

?「ヤバいよ!こいつもあいつらみたいになるよ!」

 

そこにいたのはガラの悪い男女、奥にそのお仲間さんの男女の4人だ。

 

ガラ男1「相手は1人だし俺らでもなんとかなるだろ!」

瑠夏「ちょっと待って!僕はただトイレで寝落ちした遅刻常習犯の健全な男子高校生ですだ!」

 

緊張して語尾がおかしくなった。

 

ガラ女1「いずれあいつらみたいになるんだからその前にやっちゃってよ!」

ガラ男1「悪く思うなよ!生きるためだ!」

瑠夏(あーーー今日の運勢絶対最悪だ大根か?大根が悪いのか?)

ガラ男2「待って!まだ普通に喋ってるし完全にはゾンビ化してないんじゃない?」

 

このガラ男2をガラ神と呼ぶことにしよう。

 

ガラ女1「でも時間が経てば、、、」

ガラ神「それなら今のうちに逃してあげよう、正気でいられるのもわずかだろうし」

ガラ男1「、、、裏口を開けてやるからそこから出て行け!」

瑠夏「ありがとうございます!焼きそばパンたくさん買ってきます!」

ガラ男1「いるか、早くいけ」

ガラ神「これ、良かったら、ゾンビになるのが嫌ならせめて自分で、、、じゃあな」

 

ガラ神様からバタフライナイフを貰った。使い方がわからん。けどやはり良い人なんだろう。あともう1人の女の人一回も喋ってないな。

 

裏口から僕は外に出た。

 

瑠夏「みんなどうしてるんだろう。生きてるのかな。会いたいな。」

 

僕は隠れながら学校へ向かう事にした。

歩き出した時コンビニの中から悲鳴が聞こえた気がする。

 

僕はゾンビなのか?人間なのか?本当にちゃんと生きているのだろうか。

 

 

➖To be continued.➖